学校の概要

 本校区杉谷地区は、島原市の北西部に位置し、東に有明海、西に眉山、その奥に遠く秀峰普賢岳がそびえ、風光に恵まれている。地域一帯は、その地形上、地下水脈が多く、杉山、宇土、千本木、折橋の各神社付近から湧き出る豊富な湧水は飲料水として、また裾野一帯に広がる水田の灌漑用として広く利用されてきた。一方、マダレイナの墓、熊野神社の大楠などの指定文化財も数多くある。
 しかし、平成5年の普賢岳噴火災害による火砕流と土石流のため、南北両千本木地区及び上折橋地区の一部が被災、それに伴い、植物学上貴重な昭和ハゼが移植され、83年の歴史をもつ折橋分校も平成6年7月20日に廃校となった。
 噴火災害、土石流災害が落ち着き、復興が進むにつれ、被災された地区の人々の中には、新たに宇土山に造成された団地に移住し、宇土団地地区として再出発をしている人もいる。本校も、中尾川改修工事に伴い、中尾川対岸の宇土地区に校舎が新築され、平成12年9月1日から新校舎での授業を開始した。本年度(令和2年度)は、新校舎へ移転し、20年目を迎える。
 本地区は、元々農村地帯で、昔から地域住民のつながりが強く、学校を核とした文化も残っている。この風潮は、育友会活動にも反映され、地域住民は、学校教育への関心も高く、協力的である。また、三世代同居が多く、家族が安定しているため、子どもたちは 至って明るく落ち着いている。

沿革史
校章・校歌